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新任教員教育セミナー(2016.9.1開催)
テーマ1「『英語による授業』を担当することになったら」
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本セッションは、飯吉透教授(高等教育研究開発推進センター長)とマルク=ヘンリ・デロッシュ(Marc-Henri Deroche)准教授(総合生存学館)が担当しました。計26名(事前申込時)の参加者は、それぞれの分野、所属や職階が分散するように、事前に6つのグループに分けられました。 飯吉先生による趣旨説明とアイスブレイクの後、参加者の自己紹介がありました。「恒常的に英語を使用しているが、英語による授業という点では課題や不安を抱えている」という声が多くありました。 続いて、デロッシュ先生が講演をおこない、非ネイティヴとして英語講義を担当している経験から、「教員・学生がともに多様な文化的、言語的背景をもつ中で、どの点に留意して授業を準備しおこなうべきか」について語りました。その後、飯吉先生より担当する英語講義の事例紹介があり、学生間の英語によるコミュニケーション能力の個人差を克服させるための工夫が紹介されました。 ディスカッション後、参加者からは「授業準備の重要性を再確認できた」、「あえて英語で授業するということの意味を考えることができた」といった声や、「学生のレベルの差をどうするかが課題だ」、「英語で教える専門科目が「『英語を』教えることになっていないか」といった再度の問題提起がありました。 |